防水パンのサイズや種類は?ない場合のデメリットは?

防水パンの値段は意外に張りますので、サイズを間違って購入しないようにご注意ください。

ここでは、防水パンのサイズや種類、付けていない場合のトラブル等を掲載していきます。

 

防水パンのサイズや種類をチェック

防水パンのサイズ

防水パンのサイズは

  1. 幅640×奥行640(640サイズ)
  2. 幅740×奥行640(740サイズ)
  3. 幅800×奥行640(800サイズ)

の3種類が規格サイズになります。(全て外寸で、単位は㎝です。)

 

 

防水パンの種類にはどんなタイプがある?

 防水パンの種類で多いのは下記の4種類です。

スタンダード防水パン

スタンダード防水パン

水漏れを防ぐためだけのスタンダードな防水パンなので、掃除をする際は洗濯機を移動させなければいけないデメリットがあります。

 

フラット防水パン

フラット防水パン

フラット防水パンは、真ん中にくぼみがある為、

  1. 結露防止でカビを防ぐ
  2. 排水ホースを収納
  3. ほこりを掃き出せる掃除のしやすさ

といった使いやすさがあります。

四隅が少し高くなっているタイプ

四隅が高くなっているタイプ

四隅が高くなっているので、洗濯機の中央にすき間が出来て掃除がしやすく、現在では多く普及しているタイプです。

 

四隅がかさ上げされているタイプ

かさ上げ防水パン

四隅がさらに高く、かさ上げされているので、排水トラップの清掃から、排水管の洗浄まで洗濯機を動かさずに出来ます。

ただし、蛇口に当たる高さにならないか注意が必要です。

防水パンの穴やサイズが合わない

防水パンの穴やサイズは合わないが、水漏れ・結露防止のために何か敷いておきたい場合は洗濯機用防水トレイが便利です。

洗濯機トレイ

排水ホースはトレイの上を通して排水口につなぐ必要がありますが、価格も2,000円~3,000円台で販売されています。

防水パンなしは悪臭やカビの原因になる

防水パンが無い場合は、購入して必ず洗濯機の下に置くようにして下さい。

下に敷くことで、

  • 仮に水漏れを起こした際、床が水浸しなるのを防ぐ、
  • 結露により床面にカビが発生し真っ黒になるのを防ぐ
  • 夜間の使用時に他の部屋への振動を防ぐ

等の意味があります。

特に多いのが、水気が常に残っているとカビが繁殖し床が真っ黒になってしまうトラブルです。

また、床が汚れれば、賃貸物件では当然、退去時に修復費用が掛かってしまいます。

もし、磨いても取れない床のカビ等に気付いた場合は、家財保険を使えないか保険会社にお尋ねください。

(家財保険は家の中の損害に対して支払われます。保険を使っても保険料は上がりませんので必ずご連絡を!)

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