洗濯機の設置は自分で出来る!スペースの測り方から設置方法まで解説

洗濯機の設置はする場合、初めてだと漏水しないか不安になりますね。

そこで、ここでは、自分で設置するための方法を紹介していきます。

洗濯機設置スペースの測り方

設置前に重要なのがスペースですね。入らないと別途工事や処分が必要になるので必ず計測して下さい。

図る箇所は全自動・ドラムともに4か所のみです。

 

洗濯機を設置する場所のサイズ計測方法

  1. 棚までの高さ(上部に棚がある場合のみ)
  2. 蛇口までの高さ(重要)
  3. ドアの開きスペース(ドラム式のみ)
  4. 防水パンのサイズ(重要)
  5.     

  6. 騒音防止のため壁から5cm以上離す(重要)

まず洗濯機と設置場所のサイズを計り、入るかどうかがまず第一段階です。

参考までに、ドラム式・全自動で必要なサイズを掲載します。

ドラム式洗濯機

パナソニックのレギュラードラムNA-LX129ALを例に出すと、

  1. 棚までの高さ(1,311㎜以上)
  2. 蛇口までの高さ(1,370㎜以上)
  3. ドアの開きスペース(1,225㎜以上)
  4. 防水パンのサイズ(縦540㎜・横590㎜・奥行590㎜以上)

の空きスペースが必要になります。

 

全自動洗濯機

パナソニックのNA-FA120V5を例に出すと、

  1. 棚までの高さ(1,480㎜以上)
  2. 蛇口までの高さ(1,086㎜以上)
  3. 防水パンのサイズ(縦540㎜・横590㎜・奥行600㎜以上)

が、設置場所に必要なサイズになります。

洗濯機の寸法サイズは、メーカー名+型番+寸法図で検索すれば分かります。

防水パンのサイズや必要性についてはこちらをチェックして下さい。

 

洗濯機を設置する順番と方法

スペースが確認できたら、次に設置を行っていきます。下から上につないでいく流れです。

洗濯機の排水ホースを排水トラップとつなぐ

一番最初に、排水ホースと排水トラップをつなぎます。

排水トラップと排水ホースの接続

  1. 排水トラップについている、エルボを外します。
  2. エルボの先端にあるクリップもしくはネジを緩めます。
  3. 排水ホースとエルボをしっかりつなぎ、クリップもしくはネジをしっかり締めます。
  4. 排水ホースの向きを合わせて、排水トラップのボルトを締めます。

排水ホースを軽く動かしてみてしっかり固定されていれば完成です。

排水口にエルボや排水トラップが付いていない場合は購入して下さい。

トイレの流し水、台所の排水等などが下水管としてつながっている為、悪臭が上に上がってきてしまいます。

 

アース線を取り付ける

アース線の取り付け

  • コンセント下にあるアース線用のカバーを開ける
  • 中にネジがあるので、プラスドライバーでネジを緩める
  • 緩めたすき間にアース線を入れる
  • 線を入れたらねじを締める

アース線を軽く引っ張って抜けなければ接続完了です。

洗濯機は常に水を使っている為、故障をし漏電していた場合、感電してしまうので必ずアースは取り付けて下さい。

コンセントにアースの取り付け先が無い場合は、電気会社によるアース工事が必要になります。

 

給水ホースの取り付け

給水ホースの取り付け

  1. 洗濯機の方の給水ホースを取り付ける
  2. ロックレバー(突起部分)をギュッと握って、ニップルに取り付ける
  3. 蛇口に取り付けて、4つのネジを均等にしっかり閉める

真っ直ぐ取り付けれたら完成です。

最後に、水を少し出して排水を行い、水漏れが無ければ設置が完了です。

 

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